職務経歴書の自己PR、AIに壁打ちしてもらったら自分の強みが見えてきた

AI・業務効率化


突然ですが、職務経歴書ってスラスラと書けますか?

「いつでも動けるように作っておこう」と思って開いたWordファイル。でも、カーソルだけがチカチカして、手が止まる。そういう経験、ありませんか。

わたしはずっとそうでした。

職歴の欄は書ける。日付も、会社名も、業務内容もなんとかなる。
でも「自己PR」のところで、毎回フリーズしてしまうんです。

「強みを書いてください」が一番しんどかった

いつどうなるかわからない今の時代、職務経歴書くらい最新のものを手元に置いておきたい。
そう思って重い腰を上げたのに、自己PRの欄を前に何時間も過ごしていました。

「強みはなんですか?」

この質問、苦手な人多いんじゃないかな、と思います。わたしもそのひとりで。

自分のことって、近すぎてよく見えないんですよね。毎日やっていることが「強み」になるとは思えないし、「こんなこと書いたら大げさかな」とか「他の人も同じことできるよな」とか、ネガティブな方向にばかり考えてしまう。

気づいたら「調整力があります」「コミュニケーション能力があります」みたいな、どこかで見たような言葉を並べて、それでもしっくりこなくて、また消して。

何も書けないまま、ファイルを閉じる。その繰り返しでした。

「AIに聞いてみよう」と思ったのは、半分やけくそだった

ある夜、子どもが寝たあと、またそのWordファイルを開いたんですね。

「もうAIに聞いてみるか」と。半分やけくそでした(笑)。

最初は「自己PRの例文を出して」って頼もうとしたんですけど、なんかそれも違う気がして。例文をコピーして終わり、じゃ意味ないよなって。

それで、こんな感じで話しかけてみたんです。

「職務経歴書の自己PRが書けなくて困っています。自分の強みがよくわからないので、
一緒に考えてもらえますか?」

そこから、AIとの「壁打ち」がはじまりました。

質問されて、はじめて気づいたこと

AIは最初に、こんなことを聞いてきました。

「今まで仕事でうまくいったと感じた場面はありますか?どんな状況でしたか?」

なんか、面接みたいだな、と思いながら答えていきました。チームで進めていたプロジェクトのこと、締め切りが重なったときの動き方、後輩に相談されたときのこと……。

そうやって話していたら、AIが言ったんです。

「お話を聞いていると、状況が混乱しているときほど落ち着いて動ける方のようですね。周囲の状態を把握して、優先順位を整理する力があるように見えます。」

…あ、そうかも、と思いました。

自分では「バタバタしながら何とかしてるだけ」と思っていたことが、外から見ると「混乱時に冷静に動ける力」として見えていたんだ、と。

誰かに言語化してもらうまで、気づかないものなんですよね。自分のことって。

AIとの壁打ち、具体的にやったこと

わたしがやった手順はざっくりこんな感じです。

① まず「自分の話」をぶつける
自己PRを書いてと頼むのではなく、「仕事での出来事」を話すところから始めました。うまくいったこと、しんどかったこと、なんとかなった場面、など。

② AIに「どう見える?」と聞く
「この話から、わたしの強みってどう見えますか?」と聞くと、外からの視点でまとめてもらえます。これが思っていたより的確で、ちょっと感動しました。

③ 気になった言葉を自分の言葉に直す
AIが出してくれた言葉をそのまま使うのではなく、「確かにそうだな」と思えたものを自分の口調で書き直す。そうすることで、ちゃんと自分の言葉になっていく感じがします。

④ 下書きを出してもらって、納得いくまで直す ある程度イメージが固まったら「この内容で自己PRを200字くらいで書いてみて」と頼みます。出てきた文章を見て、「ここはちょっと違う」「もっとこう言いたい」と直していくと、自然と自分の文章になっていきます。

できあがったとき、すごく安心した

完成した職務経歴書を見たとき、なんか、ほっとしたんですよね。

「いざとなればこれがある」という感覚って、思っていたよりずっと心強かった。

特に今みたいに、働き方や会社の状況がどうなるかわからない時代は、「動こうと思ったらすぐ動ける状態」にしておくことが、一種の安心材料になる気がします。

それに、自分の強みをちゃんと言葉にできたことが、日々の仕事にも少し自信になりました。「わたしはこういうことが得意なんだ」って思えると、なんか地に足がついた感じがする。

「自分のことを説明する言葉」は、鍛えておいていい

職務経歴書って、転職するときだけ必要なものじゃないと思っていて。

社内の異動や、フリーランスへの相談、副業の売り込み。
自分の経験とスキルを「誰かに伝える言葉」が必要な場面は、意外と日常にあります。

それを「いざとなったら考えよう」で後回しにしてきたんですが、AIと一緒に作ってみたら、思っていたより全然しんどくなかったです。むしろ、自分を棚卸しする時間みたいで、なんか楽しかった。

「自己PRが苦手で職務経歴書が作れない」と感じているなら、まず「AIに自分の話を聞いてもらう」ところから始めてみてください。

書けない理由は、たぶんあなたに強みがないからじゃないです。
言葉にする機会がなかっただけだと思うから。

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